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利用者の複数の方から「映画が見たいです」との要望があり、午後７時前からプロジェクターで大画面にし、大音量にして放映しました（題目はちょっと伏せておきますね）。映画鑑賞会は、7月７日と元旦に毎年行っていますが、お盆に行うのは久しぶり。回を重ねるにつれ、声を出したり目の前を徘徊する利用者さんがほとんど見られず、出入り口のドアもきちんと閉めてくれるようになりました。準備や後片付けも今回は自主的に行ってくれた利用者さんが７人近くいました。「提供する」だけではなく、利用者さんの参加の仕方の意味を、ふと感じた映画会でした。それにしても、隣に座ったＴさんから、口から出した糸くずを幾度も手渡された時は、ちょっと勘弁だったなぁ。

 

大きなバット２個分の冷たいブルーベリースィーツを作り、利用者さんと職員さんに３時のおやつで試食してもらいました。材料は、ゼラチンと少量の砂糖、そして当園で収穫したブルーベリー。どうです？　とてもおいしそうでしょ！　３種類のブルーベリーの甘みと酸味が絶妙でしたが、「おいしかったです」と声をかけて下さったのは、高野支援員さんだけでした・・・。

社会福祉法人みのり会理事長 千葉良典氏（83歳、元中台育心園長）が、この度、春の叙勲｢瑞宝単光章」を受章されました。誠におめでとうございます。【略歴】良典氏は昭和31年3月立教大学文学部社会学科（社会福祉専攻）卒業後、同大学大学院修士課程へ進むものの、奈良県の天理養徳院（児童指導員）への紹介があり福祉の道へ。美吉野少年寮を経て、昭和36年11月に茨城県鹿島町にある全日本精神薄弱者育成会鹿島育成寮に着任。約18年間勤務後、大野村に精神薄弱者更生施設｢中台育心園」を昭和55年5月に開設する。グループホームは平成元年に開設。【プロフィール】自身を｢天邪鬼表六」と号し、｢和して同ぜず」の信念を貫いてきた。根回しは大嫌いで、反骨精神と気概が見受けられた反面、ユーモアを忘れずに、「何事にも無駄はないよ」で少々の失敗は気にとめない。【写真】自宅のハウスにて